先生が悦ぶ読書感想文を書いてコンクール・コンテストで入選しよう!!〜読書感想文の書き方のコツと傾向と対策と裏技

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「読書感想文の書き方教室(児童・生徒編)[先生がよろこぶ読書感想文の傾向と対策とコツ]」概要

読書感想文は夏休みの宿題で一番頭を悩ませる! 夏休みも終わりになってあわてて本を読んで書き上げるのが読書感想文。先生は「思った通りに書いてよい」と言うけど、どう書いていいのか分からない。現役ライターが、簡単に、おもしろい読書感想文を書くための秘密を君たちだけにそっと教えよう!

 

児童・生徒のための読書感想文の書き方教室管理人が本を出しました。

『読書感想文からオトナの世界が見える』、2009年夏、雷鳥社より発売です。

 
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■オイラも読書感想文トラウマ少年だった

 オイラは今でこそライターなんて仕事をして、雑誌などの記事を書いている。

 だが、読書感想文が大嫌いで、本を読むのも文章を書くのも大嫌いな少年時代を過ごした。無理やり本を読まされて、書きたくもない読書感想文を書く。これはトラウマとなった。だから、読書感想文が大嫌いな君たちの気持ちはよく分かる!

 オイラが読書感想文を書けなかったかというと、読書感想文の書き方が分からなかったからだ。書き方さえ分かれば読書感想文は簡単に書ける。しかも、先生にほめられる。そんな読書感想文の書き方がある。その書き方を覚えて、読書感想文のスペシャリストになろう!

読書感想文を書くためのヒント その1

 課題図書が決まっていない場合、頭を悩ませるのがどの本を選べばいいかだろう。たくさんのから読みやすく、そして感想文を書きやすい本を探すのは難しい。そんなとき便利なのが、名作の『あらすじ本』だ。読んでおきたい名作のあらすじと、解説がコンパクトにまとまっている。これを元にすると、本を選ぶ手間が省ける。また、将来読むんでおきたい本が網羅されているので、手元に一冊あるとあとに役立つことになる。

 また、要領のいい児童生徒諸君ならば『あらすじ本』を元に原典を読まずに感想文を書けたりもする。『あらすじ本』は読みどころが引用されていたり、作品の解説もある。これを元に自分の体験とリンクさせることで、的を射た読書感想文が書けるという具合だ。積極的におすすめはしないが、裏技として覚えておけば、夏休み土壇場になって役に立つだろう。

■良い読書感想文を書くための鉄則〜コンクールサイトをしっかり読んでみよう

 まず、よい読書感想文とはどんなものなのか知ることが大切だ。そこで、コンクールで入選した読書感想文を読む。「読書感想文はこう書けばいいのか!」と理解できるようになる。

 読書感想文コンクールの入選作品はインターネット上で発表されている。読むためには、サーチエンジンで

  • 読書感想文
  • コンクール or  コンテスト

の二語で検索をかければOK。いろいろな団体が主催している読書感想文の入選作品を読むことができる。自分の学年の入選作品をプリントアウトして、じっくりと読んでみる。何度も繰り返し読んでいるうちに「読書感想文はこんな感じで書けばいいのか!」とイメージできるようになる。

 君たちが読書感想文を苦手にしているのは、こういうお手本を読む機会がなかったからだ。字を覚えたときのことを思い出してみよう。お手本を見よう見まねで同じ形になるように書き写したはずだ。跳び箱だって、鉄棒だって、友だちや先生がやっているのをまねしてできるようになったはずだ。

 読書感想文だって、お手本を見ながら書き方を覚えればいいのだ。

読書感想文を書くためのヒント その2

 読書感想文の定番に伝記がある。偉人の伝記を選んで読書感想文を書こうと思っている児童生徒諸君も多いだろう。この伝記だが、漫画になっているものがある。この漫画の伝記は、読書感想文を書くにあたって大変都合がいい。なぜならば、文字数の制約からあれもこれもと話を盛り込むことができず、偉人のキーとなるできごとを中心に構成されているからだ。つまり、ポイントをずらす危険性がないのだ。文字も少ないし、漫画が理解を推進してくれる。本を読まなければならないとうんざりしている児童生徒諸君もすんなり読める。ただし、漫画の伝記は低学年用に編集されている。読書感想文として提出の際は、学年相応に作られた伝記を読んだことにしておこう。

 なお、漫画の伝記を読んで興味を持ったら、ぜひとも学年相応の伝記を読んでほしい。大まかな内容は頭の中に入っているから、思ったよりも簡単に読めるはずだ。

■良い読書感想文を書くための鉄則〜読書感想文を読む先生も大変なのだ

 ものを書くときは、誰に読んでもらうかを考えなければならない。読書感想文を読むのは学校の先生たちだ。

 君たちが読書感想文を書くのは大変だと思う。実はそれを読む先生だって実は大変なのだ。小学校の先生で40人くらいの読書感想文を読まなくてはならない。科目ごとに先生が別れる中学だと、120〜160人の読書感想文を読むことになる

 新聞や雑誌を読むのとは違い、原稿用紙を一枚一枚丁寧に読まなければならない。評価もしなければならない。コメントも書かねばならない。君たちも大変だが、先生も同様に大変なのだ。

 だから、読みやすい文章でおもしろい読書感想文を書く。これを実行すれば、読書感想文の好感度はアップする。

読書感想文を書くためのヒント その3

 読書感想文というと物語との思いこみのある児童生徒諸君も少なくないだろう。だが、物語よりも、ドキュメンタリーや解説文の方が読書感想文は書きやすい。内容は違っても、ある一定のパターンに当てはめれば、本の数だけ感想文を量産できるのだ。

 例えばクジラをテーマにした本を選んだとしよう。感想文のパターンはこうだ。この夏、ホエールウォッチングをした(テレビで見たとしても実際に行ったと創作する。そうすることで読書感想文がリアルになる)。

 クジラが現れるまでどきどきしながら待った。海中からクジラが現れた。○○クジラだ。体長は○○メートル。水しぶきを上げながら海中に潜っていった。テレビで見るのとはまるで迫力が違う。クジラに見せられたことを具体的に列挙する。

 クジラのすごさをもっと知りたくなり、本屋さんで『○○』を買った。クジラはこんな種類があり、こんな特徴がある。えさは一日になんと○○キロも食べる。大きな魚のイメージがなかったが、クジラはこんな生き物だった。

 だが、環境の変化で、クジラが生活しにくい状況になっているともいう。あのすばらしい生物が大会を自由に泳ぎ回れるように、わたしたちは海をきれいにする努力を忘れてはならない。こんな感じで、本に書いてある内容を、感動の表現を加えつつ抜き出すようにすればいい。

 また、クジラをイルカに置き換えるだけで、『イルカ本』の読書感想文を書くこともできる。

 

■良い読書感想文を書くための鉄則〜文は短くリズム感を出そう

 読みやすい文章とは一文一文が短く、随所に体言止めを使ったリズム感のある文章だ。

 作文の指導で「文章は短く」と言われたのを覚えていると思う。だらだらと長い文よりも、短い文の方が読みやすい。文は人に読んでもらうためのものだ。読んでくれる人のことを考えなければならない。君たちも長い文章は読みづらいはずだ。君たちが読みづらいものは先生だって読みづらい。

 君たちは文章を書くことを勉強している段階だ。上手な文章を書けるはずがない。上手な文章はいろいろ本を読み、いろいろな体験をして書けるようになる。上手な文章よりも読みやすい文章を書くことが大切なのだ。

読書感想文を書くためのヒント その4

 クジラ・イルカと同じようなパターンで『ウミガメ本』でも感想文は書ける。以下のように冒頭の部分を変更するだけでいい。

 ○○海岸に行ったときのことだ。浜辺を掃除している人たちの集団を見かけた。「何をしている人たちなのだろう」とお父さんのきくと「ここはウミガメの産卵で有名な海岸なんだ。ウミガメが産卵しやすい環境を整えるために、清掃をしているんだ。ウミガメが産卵できる海岸も少なくなってきているんだ」と、親子の会話を挟み込む。

 この話を聞いて、ウミガメに興味を持ち『○○』で調べてみた。残りの部分はクジラ編のクジラのパートを『ウミガメ本』に書いてある内容に置き換えればいい。『ウミガメ本』の読書感想文ができあがるといった寸法だ。

     

■良い読書感想文を書くための鉄則〜文頭は単文でたたみ込むように書こう

 読書感想文がおもしろいかどうかは冒頭で決まる。「冒頭を工夫すること」なんて無責任なことを言う大人たちもいるが、冒頭をどう処理するかは大変に難しい。名だたる大先生も悩みに悩む。人を引きつけ冒頭の表現は、神に選ばれた人間が血の混じった胃液を吐くような思いをして書くものである。

 しかし、学校の先生をよろこばす程度の冒頭表現ならば、ちょっとしたテクニックでどうにでもなる。単文を接続詞なしで矢継ぎ早に書く。そして、先生を「おや?」と思わせる手法だ。読書感想文の出だしは「○○を読んで感じたのは」「○○を選んだのは」が定番だ。こんな冒頭分に出会うと先生は「今年もまたか!」となる。そんな感想文の中に単文でポンポンとつなげたスピード感のある文章を読めば先生はどう思うだろうか? 具体的な名詞や擬音を使った文章を読めば先生はどう思うだろうか? 「ほかのと違うぞ!」と期待感がわいてくるはずだ。

 ほかに文頭にいきなり会話を持ってくるのもよい。読書感想文に躍動感が生まれる。コンクール入選作にはこのパターンが多い。冒頭に会話文を持ってくる場合でももちろん、文章は短く書く。

 これだけのことで、君たちの書く読書感想文の評価は全然違うものになるはずだ。

読書感想文を書くためのヒント その5

 クジラでもウミガメでも、大切なのは「こんな動物だったのか」と新たな発見によろこびを感じたことを文章中に盛り込むと、読書感想文の評価は高くなる。ただ単にクジラはこういう動物で……、ウミガメはこういう動物で……と、本の内容丸写しでは読んでいて先生もおもしろくない。

 先生たちは、生徒が新しい知識を得たときによろこぶ姿を見たいものだ。その姿を演じきるのも児童生徒の役割の一つだ。読書感想文の中では、知らないことを知らないと書くのは恥ずかしいことではない。それよりも新しい発見があった、その発見にわくわくしたと書くことが大切なのだ。

■良い読書感想文を書くための鉄則〜自分の体験と結びつけて書こう!

 読書感想文というと、本とにらめっこをしながら書いてはいないだろうか?

 にらめっこしながら読む本は楽しくはない。本を読んで楽しくなければ、読書感想文もおもしろいものは書けない。そこで、君たちが読んだ本と今まで体験したことを関連づけて作文にしてしまう。簡単におもしろい読書感想文を書ける方法だ。

 例えば、「自然」についての本を読んだとしよう。「自然はすごい」「自然は大切にしなければならない」と書いてもおもしろくはない。誰もがそう書くからだ。そこで、ゴミ拾いをしたときの体験と結びつけてみるとどうだろうか? ボーイスカウトの清掃活動と結びつけてはどうだろうか? ゴミ拾いをしたときに何を思ったのかを書くのだ。言葉だけの感想ではなく体験を通しての感想は重い。文章も生き生きとしてくるのだ。

『ウミガメ』の本を読んだとしよう。浜辺の清掃に参加したこと、そのとき何を考えて清掃をしたか、浜辺が汚いとウミガメの繁殖にどのような問題があるか具体的に書く。先生も読んでいておもしろい。おもしろければ評価が上がる。

 清掃などのボランティアに限らず、スポーツでもおけいこごとでも、自分が体験したことと結びつけて書くと生きた読書感想文になる。本からまるっきり離れて、本のテーマと関連する体験事項を作文としてそのまま書いてもよいのだ。

読書感想文を書くためのヒント その6

 学校の先生は小動物をかわいがる児童・生徒が大好きだ。小動物をかわいがる児童・生徒に対し、無条件にというか、条件反射的に心の優しい子をイメージしてしまう。大変心の純真な人たちが多い。そんな先生に受けのいいのが、自分の家で飼っている小動物を、大切に育てていると言うことを、読書感想文でアピールするとよい。

 例えば、昔、○○を飼っていたが、死なせてしまった。大変悲しかった。何が原因で死なせてしまったのだろうと、疑問に思い、書店に出掛け『○○』を買ってきた。死なせてしまったのは、○○と○○が原因だった、と抜き出す。僕がそのときこのことを知っていたら、○○は死なずに、今も生きていただろう。知識があれば、一つの生命を奪うことはなかったかもしれない。と、命の尊さに触れ、知識を身につけるのは、いい成績を取るためではない。生きていく上で必要なことを学ぶのだと、勉強の意義と結びつけて書くと、学校の先生は感動の涙で、原稿用紙をぬらすだろう。

■良い読書感想文を書くための鉄則〜学校の行事と関連させよう

 学校の行事として行う清掃活動に関連させるのはどうだろうか。

「清掃のボランティア活動を通じて○○を学びました」「○○の大切さが分かりました」なんてまとめを本と関連させて書くと、それこそが本当に考える読書になるのだ。他にも運動会や写生大会、遠足に臨海学校、林間学校など、学校生活にはイベントがある。それらのイベントに関連づけてもOKだ。

 読書感想文は評論家が書く書評ではない。感想文なのだ。「自分の体験を思い出した」「この夏、こんな体験をした」、そして「主人公の○○と同じ思いを共有した」と具体的に書けばよいのだ。読書感想文とは考えないで、本のテーマに関連した自分の体験を作文として書いてみよう。

読書感想文を書くためのヒント その7

 先生は人生や自分自身について考える児童生徒が大好きだ。悩みとテーマの一致する本を選び、読書感想文を書いて提出すれば、「モーレツに感動」してくれる。

 勉強もスポーツもやる気がしない諸君もいるだろう。やる気が出ないのならば、やる気が出る本を読んで、自分に欠けていた点を抜き出す。そして、「これからこれを実行しよう」と書けばよい。内申書の評価アップも期待できる。友人関係で悩んでいるのならば、『大人も知らない「本当の友だち」のつくり方』のような本を読み、友情とは何か、友人とは何かについて、何カ所か抜き出し、自分の体験と絡ませて書けばよい。

「読書は自分を見つめ直すこと」と、読書のすばらしさを信じて疑わない先生には、この手で攻めると有効だ。

■良い読書感想文を書くための鉄則〜書きやすい本を探すべし

 読書感想文にも書きやすい本と書きづらい本がある。書きやすいのは君たちと主人公に結びつきがあるものだ。書きづらいものは、君たちと主人公が関連しないものである。ジャンル的に書きづらいのは「冒険もの」や「不幸もの」だ。

「冒険もの」は読むのはおもしろいが、感想文を書くとなると、自分と関連させにくい。「すごかった」「かっこよかった」と、あらすじをなぞるだけのもので終わってしまう。「友情」のシーンがあって、その場面を関連づけることはできなくはない。しかも、冒険ものの友情シーンは極限状態での話になる。日常ではあり得ないのだ。

「不幸もの」も「○○の場面がかわいそうだった」と、あらすじをなぞって、そのあとにとってつけたようなあいまいな感想で終わる。君たちに求められる躍動感のある読書感想文にならない。

「冒険もの」や「不幸もの」は読んで楽しいし、感動する。しかし、「おもしろい」「感動する」本がイコール「よい読書感想文が書ける」本にはならないのだ。これらの本は読むことを楽しもう。読書感想文とは別と考えよう。

 主人公が君たちに身近に感じられる本が書きやすい本だ。この主人公と自分を対比させると、おもしろい読書感想文が書ける。

読書感想文を書くためのヒント その8

 学校の先生は、将来のことを真剣に考える児童・生徒が大好きだ。将来のことなど、そのときになってみないと分からない。今から考えても分かるはずはないのだが、どういうわけか、職業の選択を早い力迫る傾向がある。そんな将来のことを考えようが口癖のような先生が、読書感想文の評価対象ならば、『なぜ私はこの仕事を選んだのか』のような本を選ぶとよい。職業についての本を読んで感想文を書く。「将来のことをきちんと考えている」と評価がアップする。普段、自分の口にしていることに同意してくれる生徒を憎く思う先生はいない。

 書き方はこうだ「◯年後に自分はどうなっているのだろうと考えた」といった感じで書き始める。いろいろな職業があるのに驚いたと、具体的に職業を列記する。自分はこの仕事に、これこれこういうわけで興味があると、理由を具体的に並べる。そのためにはこの学部に入ってこんな勉強をする必要がある。だから自分は、これからきちんと勉強して、目標とする大学・学部に入れるようにしたいと抱負で結ぶ。内心アップ間違いなしだ。

■良い読書感想文を書くための鉄則〜不幸体験をオーバーに書こう

 学校の先生はつらいことにもめげず、がんばる児童・生徒が大好きだ。読書感想文も自分の不幸体験と関連させることで先生の好感度はアップする。その不幸を克服したことを書くと好感度は最高潮に達する。けがをした、病気をした、大切に育てていたペットが死んだなど、悲しい体験はあるはずだ。それを本と関連つけることで、生きた読書感想文になる。

 自分がそれほど不幸でなかったら、周りにいる不幸な経験を持つ人を見つけてきて書く。例えば、『ひめゆりの塔』のような戦争物を選択した場合、「かわいそうだと思った」と書くのは誰もが思いつく。誰もが思いついたものを書いたところで評価は得られない。そこで、おじいさんおばあさんの戦争体験を読書感想文の中心にして書く。おじいさんおばあさんの口から聞いたことなので臨場感が出る。

 おじいさんおばあさんが戦後の生まれで、戦争体験がなかったらどうすればいいだろうか? ニュースや新聞で報道されている戦争体験の話を君たちのおじいさんおばあさんの話に置き換えてもかまわない。読書感想文は真実をありのままに書く報告書とは違う。多少表現がオーバーになったり、演出してもかまわないのだ。

読書感想文を書くためのヒント その9

 

「読書感想文を書くためのヒント その8」でも書いたが、将来何をしたいのかと真剣に迫ってくる先生は多い。そんな先生に受けのいいのが、「その8」のように対応するのもいいが、もう一つ対抗手段がある。職業ではなく、「学問」で対応する。書き方は、『その8』の仕事に関する部分を、学問や研究研究に置き換えるだけでいい。

 書き方はこうなる。いろいろな研究や学問があるのに驚いたと、具体的に研究や学問を列記する。自分はこの研究に、これこれこういうわけで興味があると、理由を具体的に並べる。そのためにはこの学部に入ってこんな勉強をする必要がある。だから自分は、これからきちんと勉強して、目標とする大学・学部に入れるようにしたいと抱負で結ぶ。

 テーマは違うが、同じ書き方が通用してしまう。

■良い読書感想文を書くための鉄則〜本を読んで反省したと書こう

 先生は反省する子どもが大好きだ。

 読書感想文でも自分と主人公の行動を照らし合わす。「僕は○○できなかった」と、具体的な体験を書く。そして、「この本を読んで○○はしないように(するように)したい」とまとめる。先生の好感度はアップする。

 先生は一冊の本から何かを学んでほしいと願っている。その願いをかなえてあげるのがプロの児童・生徒だ。「この本を読んで○○について反省しました。人間的に一回り成長しました」のように、自分の反省体験と関連させると好感度はアップする。

読書感想文を書くためのヒント その10

 犬を飼っているのならば、犬をテーマにした本を買ってきて感想文を書くのもありだ。

 書き方はこうだ。うちの犬は言うことをきかないとか、わんわん鳴いてうるさくて困っている。そんなときお父さんが『○○』という本を買ってきた。家族全員で読んだ。わが家の犬が鳴くのは「これこれが原因らしい」、「これこれこういう飼い主の態度がいけなかったらしい」(と原因を列挙する)。 そして、翌日から家族全員で犬のしつけ作戦を開始した。最初は言うことをきかなかったが、少しずつ言うことをきくようになった(ここにそのときの苦労話を付け加える)。そしてある日、あれほど鳴いた犬が鳴かなくなった。本に書いてある○○を実行したおかげだろう(親子で実行したことを回想的に書き加える)。厳しくしつけるのはかわいそうだと思ったが、それも犬のためなのだ。これで近所の人にも迷惑がかからなくなる。家族全員で犬をしつけるのに苦労したのは夏の大切な思い出だと、結べばよい。

 犬でなくともほかの小動物でも同様に、夏休みの間に家族そろってしつけをしたと、書くことができる。

■良い読書感想文を書くための鉄則〜古典的名作は避けよう

 課題図書が決められていない場合、『走れメロス』や『坊ちゃん』のような古典的な名作は避けた方が無難だ。

 新卒の先生ならばともかく、20年30年も国語の先生をやっているベテランになると、これらの名作は何度も読書感想文でお目にかかっていて新鮮みがない。興味を持って読んでもらいづらいのだ。君たちも何度も同じことを繰り返すと飽きてくるはずだ。先生も同じだ。

 古典的な名作を選ぶのは何となくかっこいい。オイラも小学校や中学校のころ、古典的な名作を選んだ。しかし、できあがった読書感想文はさんざんの評価だった。自分との接点がなく、あいまいな表現しかできなかったからだ。古典的名作よりも、主人公を身近に感じる本を見つけよう。読書感想文は書きやすいし、おもしろいものに仕上がる。

読書感想文を書くためのヒント その11

 日本は地震が多い。震度4は当たり前、震度5も珍しくはない。いついかなるときに地震の被害にあってもおかしくない。いつかのときに備え、家族で地震が起こったときの対処法を考えておくのも大切だ。

 書き方はこうだ。この前大きな地震があった(なければ2005年の夏、東北地方のおじいちゃんのところに遊びに行ったときのことにすればよい。おじいちゃんが九州で暮らしていてもそんなことは関係ない)。震度5弱だったが、すごく怖かった。棚の皿が落ち、割れた。だが、もっと大きな地震が起こることが予想されている。実際大きな地震が起こったらどうなるのだろう。怖くなった。お父さんに言うと、『○○』を読むようにと手渡された。大きな地震が起こるとこんなことになる(と、いくつかの事例を抜き出す)。その苦労を想像する。そして、家族で大きな地震が起こったときにどうすればいいのかと話し合った(と、具体的内容を列記する)。そして、地震が起こったときの心構え(具体的に!!)で結ぶ。

 キーワードは「家族全員で考える」になる。

■良い読書感想文を書くための鉄則〜外国ものは避けよう

 海外の文学作品は読書感想文が書きづらい。海外の名作は自分と関連させることが難しいものが多いからだ。

 例えば、『ひめゆりの塔』はおじいさんおばあさんの体験談と結びつけられる。しかし、『アンネの日記』となると、身近な人の体験と関連させるのは難しい。『アンネの日記』の書かれた時代背景を理解しないと、「かわいそうだ」だけで終わってしまう。時代背景を理解するには、何冊も関連する本を読む必要がある。君たちには負担が重すぎるのだ。

 『アンネの日記』に限らず外国ものは背景的な知識を要求してくる。100年の前のアメリカが舞台になっているならば、100年前のアメリカのことを知らないと理解できない。このような時代的な背景を理解するのは、もっと大きくなってからで十分なのだ。

 感想文を書くために関連する本を読むのはすばらしいとは思うが、それが実行できるかどうか考えてみよう。

読書感想文を書くためのヒント その12

豪雨、豪雪と日本のどこかで自然災害は起こっている。毎年が異常気象で、いつ自分がその被害にあってもおかしくはない。いつかのときに備え、災害時の対処法を考えておくのも大切だ。

 書き方は以下の通り。夏休みおじいちゃんのところに遊びに行ったとき近所の○○川が豪雨ではんらんした(創作でかまわない)。普段はおとなしい川で、今まで水があふれたことは一度もなかったとおじいちゃんは話す。おじいちゃんの言った「異常気象の影響かな」の一言が気になり、帰ってから本を買って調べてみた。こんな事例もある、あんな事例もあると本の中から事実個所を抜き出し、それはこれこれこういうことが原因と、事例と同じく本から抜粋する。そして、わたしたちの普段の小さな行いの積み重ねが地球温暖化を引き起こすから、これこれこういうことに気を配るようにしよう、そして、温暖化から地球を守る大切さを表現する文で締めくくればいい。

 特に、清掃作業の大好きな先生、「自然を大切に」とよく口にするには、このようなテーマは評価が高くなることも覚えておこう。

■良い読書感想文を書くための鉄則〜ポイントは一つに絞るべし

 読書感想文というと、本全体の感想を書かねばならぬと思っていないだろうか?

 しかし、原稿用紙3〜5枚の分量で全体の感想なんて書けるはずがない。一番感動したところや、自分の体験と関連する個所に的を絞り読書感想文を書くようにしよう。インパクトのある読書感想文になる。

 ポイントを絞ってしまうと、規定の分量が埋まらないと思ってしまうだろう。しかし、自分の体験を具体的に書けば、原稿用紙のマスは埋まってしまうものだ。マスが埋まらないのは「おもしろい」や「かわいそう」と書くのが読書感想文だと思っているからなのだ。

読書感想文を書くためのヒント その13

 運動ができないということは君たちにとって屈辱だろう。だが、屈辱を屈辱として受け入れるか、運動音痴であることをプラスに変換するかは考え方次第である。運動が苦手ならばここにある本を読んで、夏休みの間に特訓したという感想文を書くと先生は感動する。感想文よりも生活作文に近くなるが、この点に気がつかなかったから運動ができなかったと、本の中からいくつかを抜き出して、「こうすればいいんだ!」と、目からうろこのように書けば、立派な感想文になる。

 もちろん、運動が得意な子どもはさらなるレベルアップのために本を読んで特訓したと書くのもよい。本に書いてあるこういう練習をしてこういうワザができたと書けば、見事な感想文のできあがりだ。

■良い読書感想文を書くための鉄則〜感動した点を重点的に書こう

 先生はというか大人は一般的に言って、感動を素直に表現する子どもが大好きだ。読書感想文も感動したことを素直に表現すればポイントアップになる。

 感動したことを書くのはちょっと恥ずかしい。しかし、ものを書いたり話をしたりするのは自分のことを知ってもらいたいから行うのだ。読書感想文も自分は何を感じたのかを先生に伝えることなのだ。感動したことがあったら恥ずかしがらないで書く。こうすることで、読書感想文の評価は高くなるのだ。

読書感想文を書くためのヒント その14

 先生は環境問題に関心を払う児童生徒が大好きだ。

 ゴミ集積所にたくさんのゴミが出されている。これを当たり前に思っていた。田舎のおばあちゃんの家に遊びに行ったとき、おいしくなかったので食べかけの○○をゴミ箱に捨てた。「もったいない」とおばあちゃんにしかられた。昔はものがなかったから、食べ物を捨てることはなかった。だからゴミも出ることはなかったなどと、ゴミに関しておばあちゃんとの会話を創作する。おばあちゃんとの会話が入ることで、ほのぼの感があふれる。

 次に環境について考えてみようと「○○」を本屋で買って読んだ。これこれこういうことも環境によくないと書いてあると、いくつか事例を書き出す(原稿用紙5枚なら多く、3枚なら少なめにと調整をする)。僕は当たり前のことのようにやっていたことが環境に悪いのか(具体的に!!)と、新たな発見をしたかのように書く。そして、反省をしたことを文章化し、これからはこうしようああしようと、決意表明をして、読書感想文を締めくくる。

■良い読書感想文を書くための鉄則〜多少の演出はOK

 感じたことをありのままに書くのが読書感想文だが、少し演出をすることでおもしろみが増す。

 例えば、おばあちゃんから戦争の話を聞いたとして、それを読書感想文に書くとしよう。本当はクーラーエアコンの効いたリビングでコカ・コーラを飲みながら聞いたのだが、縁側に座ってスイカを食べながら話を聞いたと読書感想文に書いたらどうだろうか? 縁側にスイカだと夏の感じが出てグッドだ。

 スポーツをしていることと関連づけるならば、曇り空よりも太陽がカンカンと照っている情景の方がふさわしい。魚釣りならば汚れた沼よりも、山奥の清流の方がふさわしい。自分が体験した状況を少し置き換えるだけで、読書感想文は生き生きとした表情を持つようになる 。

読書感想文を書くためのヒント その15

2011年夏公開予定

■良い読書感想文を書くための鉄則〜特定の分野のスペシャリストになろう

 読書感想文を書くとき、自分の専門分野を見つけるとよい。

 ボーイスカウトに参加しているなら「大自然もの」。ボーイスカウトの活動と自然を結びつけて書けばナイスだ。何かボランティアをやっているのならば、ボランティアと結びつく本を選んで書く。ボランティア体験と関連づけることで、読書感想文はリアルになる。

 人それぞれ書きやすいテーマがある。そのテーマに特化して読書感想文を書き続ければよい。「大自然もの」ならそれで押し通す。「ボランティア」ならそれで押し通す。自分の得意パターンを作ってしまえば、読書感想文は簡単だ。しかも、得意分野なので知識は他の友だちよりは豊富だ。内容も充実する。

 どんな本でも上手に読書感想文を書けるようになるのは理想だ。しかし、得意分野を持って、そこから徐々にフィールドを広げていくのも正しい方法なのだ。

読書感想文を書くためのヒント その16

2011年夏公開予定

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